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『アトラス 顔面腫脹〜エッセンスと77症例』について著者の出光俊郎先生にお聞きしました

登録日: 2022-08-16

最終更新日: 2022-08-16

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アトラス 顔面腫脹〜エッセンスと77症例

[執筆]

出光俊郎(上尾中央総合病院皮膚科科長)

判型:A4判
頁数:90頁、図103点、表6点
価格:2,750円(税込)


─本コンテンツの特徴・魅力を教えて下さい。

 

顔面の腫脹は日常、稀なものではありませんが、患者さんの悩みは深く、また、診察室に入ってから、最初に気が付くほどの腫脹の顕著な例もあります。鑑別すべき疾患は各科にわたるほど多く、緊急度の高い疾患も含まれるため、診療する医師にとってはかなりのストレスを感じる徴候といってもよいでしょう。

本コンテンツの特徴は日常診療から救急まで、皮膚疾患から関連各科の疾患まで広く取り扱っていることにありますつまり、日常よくみる皮膚疾患から救急を要する疾患、緊急ではないが命にかかわる疾患まで内科から耳鼻科、眼科、口腔外科、形成外科的なものまで理解できるように配慮しております。特に豊富な写真で、顔面腫脹をきたす主な疾患を網羅するように努めました。

写真については、自治医科大学附属さいたま医療センターの所蔵のものを使用させて頂いております。実地医療でのインパクトのある症例をご堪能頂ければと思います。

─医療現場での活用方法を教えて下さい。

まず、はじめに顔面腫脹にはどのような疾患があるかをざっと通読して頂きたいと思います。かなりバラエティに富んだ各種皮膚疾患、顔面に関わる各診療科の疾患、そして全身性疾患が含まれており、多くの診療科との関連も深いことがおわかり頂けると思います。

あるいはアトラスの項目だけでも先にご覧頂きたいと思います。その中には自分の経験で確かに同じような症例があったと思うはずです。また、こんなこともあるのかとあらためて理解を深められると思います。あっ、そうだったのかと反省することもあるかもしれません。

いずれにせよ、顔面腫脹の奥の深さをまずご理解頂きたいと思います。その上で、日常診療、外来で、病棟で、そしてまた救急センターで、その都度、知識を確認し、利用できるようタブレットでご活用して頂ければ幸いです

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公益社団法人 地域医療振興協会 市立大村市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
基幹型臨床研修指定病院として医師の教育にも寄与しています。当協会のコンセプトの1つである離島医療の支援も積極的に行っています。

救急医療体制については、1次から3次まで幅広く患者さんを受け入れています。
特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
また、大村市夜間初期診療事業(内科系・小児科)に参画しています。
平成29年度より新病院にて診療を開始しております。
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