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【識者の眼】「発熱診療・検査協力医療機関ネットワーク」川越正平

No.5050 (2021年02月06日発行) P.73

川越正平 (あおぞら診療所院長)

登録日: 2021-01-28

最終更新日: 2021-01-28

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抗原迅速キット、そして、PCR検査検体に唾液や鼻腔ぬぐい液を使用できるようになったとはいえ、診療所では病院のように自院でPCR検査を実施する体制はないなど、いまだ安定して発熱患者を診療する体制が整ったとは言えない。しかしながら、感染拡大期には発熱外来等の医療機関に患者が殺到し、過度な負担がのしかかってしまう恐れがある。一方で、診療所の中には、発熱診療への不安や多くの患者が殺到することへの危惧なども存在した。そこで、相談、診療、検査のいずれか可能な部分を分担する形で地域への貢献を目指すとともに、検体検査を実施する医療機関の負担をできるだけ軽減する形を意図して、発熱患者の診療や検体検査に協力する互助システムを地区医師会として会員に提案した。その概念図と運用ルールを以下に示す。

幸いにも松戸市内内科標榜医療機関の約半数に相当する55カ所の参画(うち類型Aが31)を得られた。これはPCRセンターの応需可能件数を凌駕する検査体制が整ったことを意味する。

川越正平(あおぞら診療所院長)[COVID-19][地区医師会][コロナ用診療情報提供書][発熱・コロナ問診票]

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