株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

【人】古屋 聡さん「目の前の患者にベストを尽くす」

No.4796 (2016年03月26日発行) P.16

古屋 聡 (山梨市立牧丘病院院長)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-01-26

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • 1
    • 2
  • next
  • 古屋 聡さん(Furuya Satoshi)

    山梨市立牧丘病院院長

    1962年山梨県生まれ。87年自治医大卒。89年山梨県立中央病院で研修後、牧丘町立牧丘病院(当時)、92年塩山診療所を経て、2006年山梨市立牧丘病院、08年より現職。

    「目の前の患者にベストを尽くす」

    在宅医療を含む山梨県の地域医療に従事しながら、口腔ケアや摂食嚥下支援に積極的に取り組む。きっかけとなったのは、古屋さんが腹部大動脈瘤を発見し、人工血管置換術で胃瘻になった患者だ。活力を失った患者を助けたいと著名な在宅歯科衛生士の牛山京子氏に依頼。患者は半年で食事がとれるようになり、再びデイサービスに通うほど回復した。

    口腔ケアの効果を目の当たりにし、赴任した牧丘病院の入院患者や在宅患者にも歯科衛生士によるケアを導入。同病院では現在、担当医が不在の際も適時必要なケアがなされるよう、多職種のスタッフで構成される「摂食嚥下チーム」が摂食に関して提案し、病棟医に確認の上で実施する取り組みを行っている。

    同じく口腔ケアの力を実感した地域の医療関係者との勉強会「山梨お口とコミュニケーションを考える会」を2003年に立ち上げた。研修会のテーマは救急処置や対人援助スキルなど多岐にわたる。「人として、口で食べること、いつもきれいでいること、コミュニケーションをとれることは基本的な権利。人の幸せに貢献することは医療の原点で、基本を忘れずにそれを最大限尊重すべきです」

    残り435文字あります

    会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する

    • 1
    • 2
  • next
  • 関連記事・論文

    もっと見る

    関連物件情報

    もっと見る

    page top