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患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A

患者さんへの説明に最適!

定価:5,500円
(本体5,000円+税)

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編集: 川田 暁(近畿大学名誉教授)
判型: B5判
頁数: 208頁
装丁: カラー
発行日: 2022年12月30日
ISBN: 978-4-7849-2371-7
版数: 第1版
付録: -

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◆いまや珍しいものではなくなった「美容皮膚科」。女性だけでなく男性からの感心も高まり、これまで美容皮膚と標榜してこなかった皮膚科の先生方も日々の診療の中で相談を受けることが増えてきたのではないでしょうか?
◆本書はそんな「はじめての美容皮膚」を患者さんに説明するのにぴったり! 現場の先生方が「実際に患者さんからよく出る質問」を元に様々な症状や治療を解説。患者さんが「本当に知りたいこと」への適切な答え方がわかります。
◆これから美容皮膚科を始める先生も、すでに診療に取り入れている先生も、診察室に置いておけば安心の1冊です。

診療科: 皮膚科 美容皮膚科

目次

疾患・病態編
Q1 シミにはどんな種類がありますか?
Q2 シミに対してどのような治療がありますか?
Q3 日光黒子(老人性色素斑)とはどのような病気ですか?
Q4 雀卵斑(ソバカス)とはどのような病気ですか?
Q5 肝斑とはどのような病気ですか?
Q6 炎症後色素沈着とはどのような病気ですか?
Q7 くすみ・くまとはどのような病気ですか?
Q8 入れ墨(刺青)に対してどのような治療がありますか?
Q9 アザにはどんな種類がありますか?
Q10 アザに対してどのような治療がありますか?
Q11 苺状血管腫とはどのような病気ですか?
Q12 単純性血管腫とはどのような病気ですか?
Q13 太田母斑とはどのような病気ですか?
Q14 遅発性太田母斑(後天性メラノサイトーシス)とはどのような病気ですか?
Q15 扁平母斑とはどのような病気ですか?
Q16 シワにはどんな種類がありますか?
Q17 シワに対してどのような治療がありますか?
Q18 ほうれい線のシワに対してどのような治療がありますか?
Q19 目尻のシワに対してどのような治療がありますか?
Q20 たるみ(タルミ)に対してどのような治療がありますか?
Q21 痩身(そうしん)に対してどのような治療がありますか?
Q22 部分痩身とはどのような治療法ですか?
Q23 赤ら顔に対してどのような治療がありますか?
Q24 ニキビとはどのような病気ですか?
Q25 ニキビに対してどのような治療がありますか?
Q26 ニキビ痕に対してどのような治療がありますか?
Q27 壮年性脱毛症(AGA)に対してどのような治療がありますか?
Q28 脱毛治療にはどのようなものがありますか?
Q29 疣贅とはどのような疾患ですか?
Q30 脂漏性角化症とはどのような疾患ですか?
Q31 ほくろとはどのような疾患ですか?
Q32 汗管腫とはどのような病気ですか?
Q33 老人性脂腺増殖症とはどのような病気ですか?
Q34 妊娠線,皮膚線条に対してどのような治療がありますか?
治療編
レーザー
Q35 レーザーとはどのような治療ですか?
Q36 Qスイッチレーザーとはどのような治療ですか?
Q37 ピコ秒レーザーとはどのような治療ですか?
Q38 色素レーザーとはどのような治療ですか?
Q39 フラクショナルレーザーとはどのような治療ですか?
Q40 炭酸ガスレーザーとはどのような治療ですか?
レーザー以外の光治療
Q41 IPLとはどのような治療ですか?
Q42 近赤外線とはどのような治療ですか?
Q43 ラジオ波とはどのような治療ですか?
注射ほかの治療
Q44 ヒアルロン酸注入とはどのような治療ですか?
Q45 ボツリヌストキシンとはどのような治療ですか?
Q46 ケミカルピーリングとはどのような治療ですか?
Q47 イオン導入とはどのような治療ですか?
外用薬
Q48 塗り薬でシミに効くものはありますか?
内服薬
Q49 飲み薬でシミに効くものはありますか?
化粧品
Q50 美白化粧品とはどのようなものですか?
Q51 抗シワ化粧品とはどのようなものですか?
Q52 ニキビ用化粧品とはどのようなものですか?
スキンケア・予防
Q53 洗顔と保湿はどのようにしたらよいですか?
Q54 ファンデーションはどのように使ったらよいですか?
Q55 光老化(ひかりろうか)とは何ですか?
Q56 サンスクリーン剤の使い方を教えて下さい

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序文

美容皮膚科では非常に幅広い疾患を取り扱う。鑑別するべき疾患も多様であり,医療スタッフはそれらを熟知しておく必要がある。さらに治療方法の進歩は目覚ましく,種々の新規機器・医薬品・化粧品が開発されている。
また実際の美容皮膚科診療には患者サイドにも医療サイドにも様々な難しい点がある。患者さんは自分の症状がどのような疾患で,どのような治療や予防の方法があるのかという点をまず知りたい。次に治療の有効性と安全性を知りたい。その疾患や治療方法が美容的なものかどうかという点は当然後回しになる。一方医療スタッフは一般的な治療か美容的な治療かを選択してもらうことを優先しがちになる。その結果患者さんが本当に知りたいことに対応できないまま,治療を始めてしまうことがある。このようなボタンの掛け違いから思わぬトラブルが発生する。それを回避するためには,患者さんと医療スタッフが共通の認識をもつことが重要である。
本書は題名が示すように,患者さんからの質問に適切に答えられる書籍をめざしている。そこで,①皮膚科・形成外科のエキスパートの先生方に執筆をお願いした, ② 臨床写真や図を多数盛り込んだ, ③ 患者さんが理解しやすい内容にした, ④ 医師を含む医療スタッフに実際に役立つものをめざした,の4点に重点を置いた。本書を患者さんとのコミュニケーションツールとして是非活用して頂きたい。
本書が美容皮膚科診療を受ける患者さんのQOL向上と診療を行う医療スタッフに役立つことを切に望む。

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正誤情報

下記の箇所に誤りがございました。謹んでお詫びし訂正いたします。

このたびは『患者からの質問に自信を持って答える美容皮膚Q&A』をご購入いただきまして誠にありがとうございました。
本書に下記の変更がございますので,訂正するとともに,謹んでお詫び申し上げます。


169頁 

「乾燥によるシワを目立たなくする」

「乾燥によるジワを目立たなくする」

 

173頁 

文献

2)抗老化機能評価専門委員会:日香粧品誌. 2006;30(4):316-32.

文献

2)抗老化機能評価専門委員会:日香粧品誌. 2006;30(4):316-32.JCSS R22-009/JCSS R22-010

 

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