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内分泌専門医に絶対合格したい人のための問題集 第2版【電子版付】

唯一無二の問題集が待望の改訂!

定価:7,480円
(本体6,800円+税)

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著: 井林雄太(九州大学大学院医学研究院 病態制御内科学[第三内科])
判型: B5判
頁数: 388頁
装丁: 単色
発行日: 2022年02月14日
ISBN: 978-4-7849-4739-3
版数: 第2
付録: 無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます)

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・好評御礼!専門医試験合格を目指す研修医/若手医師のための“実戦問題集”が新装改訂となりました。
・気鋭の筆者が,自身の受験体験をもとに専門医試験の出題項目を総まとめ。インプットからアウトプット,症例まで「すみずみまで使える」1冊です。
・一次試験サマリーの選び方,書き方のコツ,提出後のうっかりチェックもフォロー。二次試験(筆記試験)で問われる部位・疾患別の解説はもちろん,直前総仕上げもカバーしてくれる,専門医試験を完全攻略する必携問題集です。

目次

序章:概論—本書は実践の問題集である
1次試験(書類審査):サマリー(症例要約)提出について:サマリーのコツや実際の提出症例
試験前の再チェック集:2次試験(筆記試験:マークシート)
第1章:内分泌学基礎(ホルモンの構造や受容体)
 1. ホルモンの種類・ホルモン結合蛋白質
 2. ホルモンの細胞内伝達
第2章:間脳下垂体
 1. 視床下部-下垂体のホルモン
 2. 視床下部-下垂体の画像診断
 3. 視床下部症候群(視床下部-下垂体腫瘍)
 4. 先端巨大症
 5. 下垂体前葉機能低下症+ホルモン補充療法の順序
 6. TSH産生下垂体腺腫(TSHoma)
 7. 高プロラクチン血症とプロラクチン産生腫瘍(PRLoma)
 8. Cushing病
 9. 尿崩症
 10. 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
 11. 遺伝性下垂体腫瘍
 12. 成人成長ホルモン分泌不全症(AGHD)
 13. 中枢性摂食異常症(特にAN)
第3章:甲状腺
 1. Basedow病
 2. block and replace
 3. 高齢者のBasedow病
 4. 妊娠初期一過性甲状腺機能亢進(GTH)
 5. 妊娠とBasedow病
 6. 不妊症と甲状腺機能低下
 7. 無顆粒球症
 8. 無痛性甲状腺炎と亜急性甲状腺炎の鑑別
 9. 甲状腺クリーゼの対処
 10. 放射線と甲状腺癌
 11. 潜在性甲状腺機能低下症 / マクロTSH血症
 12. 薬剤誘発性甲状腺機能異常
 13. Plummer病
 14. 甲状腺腫瘍
第4章:副甲状腺(Ca,P代謝,骨代謝疾患含む)
 1. 原発性副甲状腺機能亢進症(PHPT)
 2. 続発性副甲状腺機能亢進症
 3. 特発性副甲状腺機能低下症 / 偽性副甲状腺機能低下症
 4. 骨粗鬆症(ステロイド性骨粗鬆症)
 5. 骨軟化症(くる病) / 低リン血症
 6. ビタミンD欠乏性くる病
 7. 悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症/ 高カルシウム血症性クリーゼ
第5章:副腎疾患
 1. 副腎の生理と解剖
 2. 原発性アルドステロン症(PA)
 3. Cushing症候群
 4. 両側副腎皮質過形成(PMAH,PPNAD)
 5. subclinical Cushing症候群(SCS)
 6. 褐色細胞腫
 7. 悪性褐色細胞腫
 8. Addison病
 9. 副腎クリーゼ
 10. 先天性副腎皮質過形成(CAH)
 11. 副腎偶発腫瘍,副腎皮質癌
 12. 糖質コルチコイドの代謝
 13. Liddle症候群 / Bartter症候群 / Gitelman症候群
 14. 腎血管性高血圧
第6章:性腺
 1. 性腺関連ホルモン
 2. 性腺機能低下症
 3. 多囊胞性卵巣症候群(PCOS)
第7章:糖尿病
 1. 1型糖尿病
 2. 2型糖尿病
 3. インスリン自己免疫症候群
 4. 遺伝子異常による糖尿病,続発性糖尿病
 5. 糖尿病治療薬の副作用
 6. 食事療法・運動療法
 7. 妊娠・産後に関わる糖尿病
 8. 糖尿病の合併症
 9. 糖尿病の慢性合併症と大規模試験
第8章:脂質異常症
 1. リポ蛋白とその代謝
 2. 脂質異常症
 3. 家族性高コレステロール血症(FH)
第9章:肥満症
 1. メタボリックシンドロームの診断基準
 2. 肥満症(原発性肥満,続発性肥満),高度肥満の治療
第10章:多発性内分泌腫瘍症(MEN)
 1. 多発性内分泌腫瘍症1型(MEN 1)
 2. 多発性内分泌腫瘍症2型(MEN 2)

略語集

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序文

本書は,内分泌専門医試験のためのテキスト・問題集として,2018年に初版が刊行されました。それから多くの先生方にご活用いただき,ご好評を得て改訂版を出版するに至りました。まずは読者の皆様にお礼を申し上げます。
初版の刊行後も,自分自身のブラッシュアップのために試験問題などの作成を続けていましたが,さらに実際の試験問題の情報も取り入れながら,専門医用に再構築したものを追加し,エッセンスを詰め込んでいます。
診断基準や治療内容が変化しても,内分泌学的にどの部分が重要かという本質はあまり変わっていません。本書は試験の実践書ではありますが,内分泌学のoutput能力を高める一助となれば幸いです。
第2版を出版できたのも,ひとえに,日本医事新報社の磯辺栄吉郎氏,松本小夜子氏をはじめ,関係各位のお蔭です。ここに改めて謝意を表します。

2022年1月吉日
井林雄太

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正誤情報

下記の箇所に誤りがございました。謹んでお詫びし訂正いたします。

・ 25ページ  Anserの正答

〈誤〉「D」→〈正〉「B」

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・ 63ページ  Anserの正答

〈誤〉「D」→〈正〉「C」

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・ 63ページ  Key Question問題文

〈誤〉「2つ選べ。」→〈正〉「1つ選べ。」

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・ 73ページ  Key Question①のAnser

〈誤〉「B」→〈正〉「A,D」

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・ 101ページ  Questionの正答

〈誤〉「B」→〈正〉「A」

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・ 137ページ Q1の正答

〈誤〉「正答:E」→〈正〉「正答:C,E」

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・ 306ページ Anser解説

解説文に誤りがありました。正しくは下記の通りです。

A:必要なのはアガロース電気泳動である。
B:カイロミクロンなどは荷電が低く,粒子サイズも大きいため電気泳動が困難な場合があり,冷蔵保存で血清最上層にクリーム層を確認することができる。
C:上昇するのはカイロミクロンである。
D:中性脂肪高値により急性膵炎に注意が必要である。
E:その通りである。

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