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(18)Ⅸ 循環器疾患の皮膚病変─サルコイドーシス[特集:皮膚病変でみる内科疾患]

登録日: 2017.12.25 最終更新日: 2026.02.21

梅本尚可 (自治医科大学附属さいたま医療センター皮膚科講師)

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皮膚はサルコイドーシスの好発部位で, 組織学的診断のためにも皮膚病変を見逃さない

皮膚症状は結節性紅斑,瘢痕浸潤,結節型,局面型,びまん浸潤型,皮下型など多彩で,結節性紅斑以外の病変では類上皮細胞性肉芽腫を認める

局面型,特に顔面に生じる環状病変では心病変の合併率が高い

症 例

〈症例1〉54歳,男性。主訴:顔面の紅斑(図1)

【既往歴】 ‌5年前にブドウ膜炎からサルコイドーシスを疑われたが診断に至らなかった。
【現病歴】 ‌約4年前から顔面に皮疹が出現した。房室伝導障害,血行支配に一致しない心筋壁運動の低下のため心サルコイドーシスを疑われ,顔面の皮疹について紹介受診となった。

〈症例2〉39歳,男性。主訴:上背部の紅斑(図2a)

【既往歴】 ‌10年以上前に検診で肺野の異常陰影を指摘された。経気管支肺生検,気管支肺胞洗浄液細胞所見では類上皮細胞性肉芽腫の所見は得られなかった。
【現病歴】 ‌失神のため循環器科受診,完全房室ブロック,心室中隔基部の菲薄化を認め心サルコイドーシスが疑われたが,心筋生検でも病理診断には至らなかった。病理組織診断(図2b)をつける目的で皮疹について皮膚科へ紹介された。


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