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発熱・腹痛・下痢を繰り返し,まぶたの腫れを主訴に受診した29歳女性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(152)]

登録日: 2017.06.15 最終更新日: 2026.02.21

生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 廣瀬裕太 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 鈴木慎吾 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

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5カ月前より10日ほど持続して自然軽快する発熱,腹痛,下痢を3度経験した。有症時の腹部単純CTでは,横行結腸から回盲部にかけてびまん性の腸管壁肥厚を指摘されている。今回,1週前より両側上眼瞼の浮腫が出現し,徐々に増悪したため当科紹介となった。5カ月で体重が11kg減ったという。

身体診察では,体温36.1℃,脈拍72回/分,血圧110/72mmHg。BMIは20。両側上眼瞼に限局した浮腫を認め,外側下縁にS字状変化を伴う(図1)。腫脹部位の圧痛および眼球運動制限はない。口腔内に有痛性アフタを認める。腹部平坦・軟で,圧痛なし。

一般血液・生化学検査での異常値は,CRP 0.6 mg/dLのみ。



研修医の診断:血管性浮腫(クインケ浮腫)


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