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浪花のモーツァルト、キダ・タロー先生[なかのとおるのええ加減でいきまっせ!(153)]

登録日: 2017.06.10 最終更新日: 2026.02.21

仲野 徹 (大阪大学病理学教授)

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月刊誌『望星』の連載「大阪しち~だいば~」で、大阪の特殊性、ことば、花街、城、鉄道、食、と、いろいろなテーマの対談をしてきた。と書くと、なんだか立派に聞こえるかもしれないが、対談相手の過半数が知り合いという、半径3メートル以内みたいな企画である。読者の評判はよう知らんが、個人的には心の底から楽しんでいる。

次は大阪の音楽でいきましょう、ということになったのはいいのだが、知り合いに適当な人がいない。しかし、大阪の音楽といえば、誰が何と言おうと言うまいと、浪花のモーツァルトの異名を持つキダ・タロー先生しか頭に浮かばない。断られてもええやんかと問い合わせてみたら、ありがたいことに、あっさりお引き受けいただけた。

キダ・タロー先生といえば、大阪ではビッグネームだ。あの有名テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の最高顧問である、というだけで十分だろう。と解説しても、大阪以外の人にはわかってもらわれへんか…。


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