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TOP > Web医事新報を読む > 吸気時優位の呼吸困難を訴えた77歳男性 [キーフレーズで読み解く 外来診断学(141)]
登録日: 2017.01.07 最終更新日: 2026.02.21
生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 近藤 健 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 大平善之 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)
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3カ月前より労作時呼吸困難が出現。前医で胸部X線,呼吸機能検査を施行し肺気腫と診断された。薬物加療を受けているが症状が増悪するため,当科外来を受診した。呼吸困難は吸気時に強い。内服・吸入薬はテオドール®,スピリーバ®,セレベント®。喫煙歴は30本/日×57年。
身体診察では,体温36.4℃,血圧128/72mmHg,脈拍76回/分,呼吸数16回/分。胸部聴診上,両側の呼吸音の減弱を認める。胸部X線を示す(図1)。