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TOP > Web医事新報を読む > 左鎖骨上窩の腫瘤を主訴に受診した68歳女性 [キーフレーズで読み解く 外来診断学(122)]
登録日: 2016.09.08 最終更新日: 2026.02.21
生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部) 廣瀬裕太 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部) 鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部) 野田和敬 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部) 大平善之 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)
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受診3カ月前,入浴中に左鎖骨上窩の腫瘤を自覚した。経過を診ていたが改善せず,原因精査目的で当部を紹介受診した。
腫瘤は無痛性で,増大傾向なし。体重減少なし。家族歴は弟が喉頭癌,母が膀胱癌,叔父が胃癌,叔母が膵臓癌。
身体診察では,左鎖骨上窩に辺縁整,弾性硬,圧痛を伴わない腫瘤を触知する。短軸方向の可動性は良好であるが,長軸方向では不良であり(図1),圧迫すると左上肢に放散するしびれを生じる。腫瘤の超音波画像を示す(図2)。