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【医学教育の現場から1】広島大学 [特集:地域枠から考える医師養成と偏在問題3]

登録日: 2016.10.28 最終更新日: 2026.02.21

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人口当たり医師数は全国平均以上ながら、多くの無医地区を抱える広島県(表4)。広島大学医学部の「ふるさと枠」は2009年、県内高校出身者の推薦入試の地域枠として創設。2017年度は入学定員120人のうち20人がふるさと枠だ。ふるさと枠の医師は、卒後9年間は県内の公的医療機関での勤務、うち4年間は知事指定の医療機関または診療科(現在は病理診断科)での勤務が求められる。


 
ふるさと枠では、毎週水曜日の昼休みに1~3年生が自主運営するゼミ(ふるセミ)が開かれ、学生同士で医療面接や血圧測定の練習などが行われている。

長期休暇には、地域医療実習やグループワークが1年生から行われる(表5)。夏季セミナーでは、学生が4人程度のグループに分かれ、中山間地や瀬戸内海の島々の医療機関を1泊2日で訪問し、医療の現場を体験。山側・海側、病院・診療所など、毎年異なる地域・施設を巡ることで、環境による医療の違いを体験できる仕掛けになっている。


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