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TOP > Web医事新報を読む > ATPが導いた私の医学(高橋利匡)[プラタナス]
登録日: 2026.07.25 最終更新日: 2026.07.25
高橋利匡 (元トロント大学医学部招聘教授/大阪大学大学院医学系研究科老年・総合内科学招聘教員/たかはしクリニック理事/糖尿病・甲状腺上西内科顧問/としまさラボ株式会社代表)
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私が医学の道を志した原点のひとつに、1枚の生化学の図があります。学生時代、初めてATP(アデノシン三リン酸)の分子構造式を教科書で見たとき、強い印象を受けました。アデニン、リボース、3つのリン酸基からなる整然とした構造は、どこか見覚えのある形にも思えたのです(図1)。