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【咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2025】COPD安定期治療に対する治療法アップデート(CQ5・CQ6)[ガイドライン・インフォメーション]

登録日: 2026.07.10 最終更新日: 2026.07.10

大西広志 (愛媛大学大学院医学系研究科統合呼吸器診療学講座教授)

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慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)安定期の治療として,禁煙,長時間作用型気管支拡張薬の吸入,ワクチン接種,呼吸リハビリテーションを基本として,喘息合併例や末梢血好酸球数増加かつ頻回増悪例では,吸入ステロイド薬の追加が推奨されている。

『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2025』において,CQ5「COPDの安定期治療において喀痰調整薬は推奨されるか」では「COPDの安定期治療において喀痰調整薬の投与を弱く推奨する(エビデンスの確実性:C)」とされた。アンブロキソール,カルボシステイン,国内未承認のエルドステイン,メチルシステイン,経口アセチルシステインを用いたランダム化比較試験(randomized controlled trial:RCT)23報のメタ解析では,これらの薬剤は入院率と増悪率を低下させ,初回増悪までの期間を延長し,増悪期間と抗菌薬投与期間を短縮した。


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