患者は11歳,男児。9歳時に小腸原発バーキットリンパ腫を発症し、末梢血幹細胞移植を2回施行したが、腫瘍は再増大した。その後は外来で月1回の維持療法を繰り返していた。
20XX年8月に、急な腹痛と嘔吐のため緊急入院となった。虚血性腸炎から腸管壊死をきたし、小腸穿孔に至った(写真a)。腹腔内膿瘍があり、腹部正中から腸液様排液がみられた。人工肛門造設は困難であり、絶食とし、CVカテーテルより補液を行った。痛みもあったことからオキシコドンを持続投与し、定期的に赤血球輸血を行った。
登録日: 2026.06.13 最終更新日: 2026.06.17