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喘息の臨床的寛解において,「喘息診療実践ガイドライン2024」(PGAM2024)でACT≧23点を採用している理由は?

登録日: 2026.02.02 最終更新日: 2026.02.21

保澤総一郎 (広島アレルギー呼吸器クリニック院長) 佐野博幸 (近畿大学病院アレルギーセンター 呼吸器・アレルギー内科教授)

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『喘息診療実践ガイドライン2024』(PGA M2024)では,わが国初の喘息の臨床的寛解の定義として,Asthma Control Test(ACT)≧23点を採用しています。海外の定義では,ACT≧20点となっています。ACT≧23点が採用された背景についてご教示下さい。
近畿大学病院・佐野博幸先生にご解説をお願いします。

【質問者】

保澤総一郎 広島アレルギー呼吸器クリニック院長


【回答】

【増悪の将来リスクが低くなるようにACT≧23点に設定している】

吸入ステロイド(inhaled corticosteroid:ICS)の導入率の向上とともに喘息死は減少しました。さらに長時間作用性β2刺激薬(long- acting β2agonist:LABA)や長時間作用性抗コリン薬(long-acting muscarinic antagonist:LAMA)といった気管支拡張薬とICSを組み合わせた配合薬や種々の生物学的製剤が使用可能になったことで,喘息も臨床的寛解をめざせるようになってきました。そこで,近年,各国において喘息の治療目標のひとつとして臨床的寛解が定義づけられはじめており,現在,その定義には,3wayと4wayがあります。


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