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TOP > Web医事新報を読む > 【糖尿病診療ガイドライン2024】タンパク質の摂取制限は糖尿病性腎症の進行抑制に有効か?[ガイドライン・インフォメーション]
登録日: 2025.11.28 最終更新日: 2025.11.28
久米真司 (滋賀医科大学内科学講座糖尿病内分泌・腎臓内科教授)
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食事中のタンパク質の摂取過剰は,糸球体過剰濾過の一因となる。また,その代謝産物は尿毒症物質となるため,タンパク質の摂取制限は,以前より腎症や腎不全期の食事療法の1つとされてきた。
しかしながら,食事の介入試験は,介入期間,タンパク質摂取制限量,対象患者の腎症病期,タンパク質摂取制限の達成度が一定していないことが多く,十分なエビデンスを導くのが難しいのが現状である。さらに,タンパク質の摂取制限は,高齢化が進む時代において,サルコペニア/フレイルの進行リスクとなる。