医療プロフェッショナルの情報ハブ 臨床に役立つ情報をお届けします
検索
0
TOP > Web医事新報を読む > 【成人肺炎診療ガイドライン2024】人工呼吸器関連肺炎診療の変更点[ガイドライン・インフォメーション]
登録日: 2025.05.20 最終更新日: 2026.02.21
志馬伸朗 (広島大学大学院医系科学研究科救急集中治療医学教授)
コーナー:
診療科 :
人工呼吸器関連肺炎(VAP)は,気管挿管下人工呼吸を開始して48時間以降に発生する肺炎である。全挿管患者の約5〜40%に発生し,寄与死亡率は約10%と無視できない。ただし,VAPは院内肺炎(HAP)の一類型であり,その診断治療はHAPと共通する点も多い。
そのため,『成人肺炎診療ガイドライン2024』1)のCQについては,推奨の根拠となるエビデンスが比較的強固なものに限定した。すなわち,コクランレビューで取り扱われている,VAPの診断治療に関連した4本の研究をもとにした。