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【COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン】新たに加わったCOPDの併存症(貧血)[ガイドライン・インフォメーション]

登録日: 2024.07.18 最終更新日: 2026.02.21

井上純人 (山形大学医学部附属病院第一内科病院教授)

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貧血は,慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)における全身併存症として,今回改訂した『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕』で新たに追加された。

海外の報告で7.5〜34.0%,わが国で23.8%のCOPD患者に,貧血が併存していると報告されている。貧血の併存は,COPDにおける慢性炎症や栄養障害,体重減少との関連性が強いと考えられている。COPD患者に貧血が併存すれば,末梢組織への酸素運搬が低下し,COPDに特徴的な呼吸器症状である労作時の息切れは,より重篤になる。貧血の併存はCOPD患者の入院や早期死亡の危険因子である。


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