Streptococcus pyogenesによる細菌感染症で,主に皮膚軟部組織や上気道で炎症をきたし,壊死性筋膜炎は外科的治療が必要となる重篤な緊急疾患である。また,リウマチ熱,急性糸球体腎炎,反応性関節炎などの二次性の免疫性疾患の原因にもなる。
▶診断のポイント
伝染性膿痂疹,蜂窩織炎,壊死性筋膜炎,急性咽頭炎,扁桃腺炎,扁桃周囲膿瘍などでは,起因菌として想起する。後天性弁膜症ではリウマチ熱,急性糸球体腎炎や反応性関節炎では,鑑別に挙げる。
登録日: 2019.06.29 最終更新日: 2026.02.21