検索

×
絞り込み:
124
カテゴリー
診療科
コーナー
解説文、目次
著者名
シリーズ

多発性筋炎・皮膚筋炎[私の治療]

登録日: 2019.06.15 最終更新日: 2026.02.21

五野貴久 (日本医科大学大学院医学研究科アレルギー膠原病内科学分野准教授)

お気に入りに登録する

多発性筋炎・皮膚筋炎は膠原病の一種で,筋肉に炎症をきたす疾患である。皮膚筋炎では顔面や四肢,体幹に皮膚炎をきたす。男女比は1:2.7で,40~60歳代での発症が多い。本疾患では間質性肺疾患,心筋障害,悪性腫瘍の併発がしばしばみられる。

▶診断のポイント

頸部の屈曲筋群および四肢の近位筋優位の筋力低下・筋痛を認め,筋原性酵素の上昇を伴い,筋生検で診断を確定する。また,上眼瞼の浮腫を伴う紅斑(ヘリオトロープ疹)や手指の関節伸展部の紅斑(Gottron丘疹・徴候)を認める場合には皮膚筋炎の診断となり,臨床的に筋力低下および筋原性酵素の上昇が乏しい場合には,臨床的無筋症性皮膚筋炎と診断する。


1 2