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ウェアラブルデバイスなどの活用法や注意点について

No.5146 (2022年12月10日発行) P.52

木村雄弘 (慶應義塾大学医学部循環器内科専任講師)

池田隆徳 (東邦大学大学院医学研究科循環器内科学教授)

登録日: 2022-12-07

最終更新日: 2022-12-06

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  • ウェアラブルデバイスなど,循環器疾患の未病に活用できうる様々なモダリティが開発されています。ガイドライン作成や,医療機器かどうかという観点で,活用法や注意点をご教示下さい。東邦大学・池田隆徳先生にご回答をお願いします。


    【質問者】

    木村雄弘 慶應義塾大学医学部循環器内科専任講師


    【回答】

     【医療機器として承認されたが,その使用は不整脈を疑うことに限定される】

    近年,“ウェアラブルデバイス”という用語をよく耳にするようになりました。ウェアラブルデバイスとは,四肢や体の一部に装着する着用型のコンピュータデバイスです。代表例として,腕時計のように手首に装着するスマートウォッチ,ネックレスのように首に掛けるデバイス,眼鏡のように耳に掛けるデバイスなどがあります。CPUやメモリなど,コンピュータを構成する部品の小型化が進んだことが,登場した背景とされています。

    その用途は幅広く,受信したメールを読む,あるいはSNSに投稿されたメッセージをチェックするといったスマートフォンと同様の使い方ができます。加えて,ジョギングやスイミングといった運動を記録する,あるいは心拍(脈拍)を捕捉して健康維持に役立てるなど,健康グッズとしても利用できます。

    最近になって,医療機器としてウェアラブルデバイスが注目されるようになりました。発生頻度の低い不整脈を検出するには,通常の長時間心電図検査(ホルター心電図など)では難しいため,長期にわたって着用可能なウェアラブルデバイスを用いる動きが出てきたということです。記録された心電図波形を携帯型デジタル端末やクラウドにアップロードし,チェックすることができます。

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