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侵襲性歯周炎

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-25
齋藤 淳 (東京歯科大学歯周病学講座教授)
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  • ■疾患メモ

    全身的に健康であるが,急速な歯周組織破壊,家族内発症を認めることを特徴とする歯周炎。慢性歯周炎に比較して,宿主因子および遺伝的素因が病態に占める割合が高い。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    歯周ポケットの形成,付着の喪失(アタッチメントロス),歯槽骨の吸収に伴う歯の動揺。10~30歳代に多い(図12)。感染因子に対し著明な血清抗体反応。貪食細胞の異常の報告もみられる。

    19_19_侵襲性歯周炎

    19_19_侵襲性歯周炎

    【検査所見】

    臨床的には,急速な歯周組織の破壊を特徴とする。細菌学的所見として,歯周病原細菌,特にAggregatibactor actinomycetemcomitans(一部の集団ではPorphyromonas gingivalis)が検出されることが多いが,確定診断とはならず,慢性歯周炎との鑑別は必ずしも明確ではない。

    限局型:第一大臼歯と切歯に限局した隣接面アタッチメントロスが,最低2本の永久歯にみられる。そのうちの1本は第一大臼歯で,第一大臼歯と切歯以外の病変範囲は2歯まで。

    広汎型:広範囲の隣接面のアタッチメントロス。第一大臼歯と切歯以外の罹患が3歯以上。感染因子に対する血清抗体反応は弱い。

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