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唾石症

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-28
柴原孝彦 (東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座教授)
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  • ■疾患メモ

    唾石症とは唾液腺腺体内または導管内に結石(唾石)が形成される疾患である。

    唾石は,大唾液腺(顎下腺,耳下腺,舌下腺),小唾液腺(舌腺,頬腺,口唇腺など)いずれにも生じるが,ほとんどは顎下腺由来(80~90%)であり,小唾液腺は稀である。

    唾石の位置によって腺体内と導管内にわけられるが,顎下腺の場合は腺体と導管の移行部に多い。性差はなく20~40歳代に好発する。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    腺体部(顎下腺では顎下部,耳下腺では耳下腺咬筋部)の腫脹(唾腫),食事摂取時の疼痛(唾疝痛),そして導管開口部(舌下小丘,耳下腺乳頭)からの排膿(唾膿漏)がみられる(図1)。

    19_10_唾石症

    【検査所見】

    X線写真による石灰化像の確認。双手診による硬固物の触知。顎下腺唾石では,咬合法とパノラマX線画像(図2)により導管内か腺体内かを判定できる。ある程度の大きさがあればCTによって有効に確認できる。

    19_10_唾石症

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