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膵嚢胞

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-28
鈴木 裕 (杏林大学医学部消化器・一般外科講師)
杉山政則 (杏林大学医学部消化器・一般外科教授)
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  • ■疾患メモ

    膵嚢胞(pancreatic cyst)は腫瘍性嚢胞と非腫瘍性嚢胞に分類され,それぞれは内腔面に上皮細胞を有する真性嚢胞と上皮細胞を欠く仮性嚢胞にわけられる。

    腫瘍性嚢胞には膵管内乳頭粘液性腫瘍(intraductal papillary mucinous neoplasm:IPMN),膵粘液性嚢胞性腫瘍(mucinous cystic neoplasm:MCN),漿液性嚢胞腫瘍(serous cystic neoplasm:SCN),solid pseudopapillary neoplasm(SPN)があり,非腫瘍性嚢胞には急性膵炎や慢性膵炎,腹部外傷に起因する膵仮性嚢胞がある。

    腫瘍性嚢胞の多くは良性もしくは低悪性度腫瘍であるため,術前の悪性度診断が重要である。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    腫瘍性嚢胞(IPMN,MCN,SCN,SPN)では,腹痛,腰背部痛,腹部膨満感や,糖尿病患者で血糖コントロールが不良となる場合が多い。しかし,多くは症状を呈することがない。

    膵仮性嚢胞は急性膵炎や慢性膵炎,腹部外傷に引き続き発症するため,これらの症状が先行する。

    【検査所見】

    健康診断や人間ドックで発見されることが多い。

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