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■NEWS 「フルタイム勤務1カ月=1単位」カリキュラム制の研修基準を策定―日本専門医機構

No.4944 (2019年01月26日発行) P.21

登録日: 2019-01-21

最終更新日: 2019-01-21

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日本専門医機構は18日の理事会で、フルタイム勤務1カ月を1単位と換算するなど、カリキュラム制による研修についての基準を決めた。寺本民生理事長が21日の定例会見で、明らかにした。

寺本氏は基準について、①学会が専門医に必要な単位数と経験すべき症例を決める、②専攻医は必要な単位を期間の定めをせず取得できる、③必要な単位をすべて取得し、必要症例を経験した時点で、学会および機構が研修修了と受験資格を認定する、④認定を受けた専攻医は(一定の年限の中でアウトカムが設定される)プログラム制専攻医と同様の筆記、面接を受験する―と説明。フルタイム勤務1カ月を1単位、半日勤務の場合は2カ月を1単位と換算するという。

単位数については、3年間のプログラム制は36単位に相当するとし、カリキュラム制では36単位以上の取得が求められるとした。取得単位期間は原則定めないとしつつ、10年、20年と研修期間が延びることを懸念し、「常識の範囲で各学会に決めていただく」との考えを示した。研修場所は基幹病院に限定せず、学会認定の研修病院とする方針。

カリキュラム制の対象となるのは、義務年限を有する医科大学卒業生や地域枠医師、出産・育児・介護等のライフイベントにより休職・離職を選択する医師、留学を希望する医師、ダブルボードを希望する医師、そのほか領域学会と機構が定めた相当の合理的な理由のある医師だとしている。

なお同日の記者会見では、2年以上不在だった機構の事務局長に堀部眞人氏(元日経BP社)が就任することも公表された。着任は21日付。

すでにカリキュラム制で研修しているケースについても「今回作成した基準に沿って研修を進めてほしい」と述べる寺本氏

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