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消化器内視鏡専門医が新サブスペシャルティ専門医に―日本専門医機構

No.4909 (2018年05月26日発行) P.19

登録日: 2018-05-21

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日本専門医機構は18日の理事会終了後に会見し、機構が評価・認定するサブスペシャルティ専門医として新たに日本消化器内視鏡学会の「消化器内視鏡専門医」を認めたことを明らかにした。

日本消化器内視鏡学会の会員数は3万4248人。内科医は84.2%、外科医は15.0%という構成で、関連する基本領域は内科、外科、救急科、臨床検査科、放射線科、小児科の6領域。消化器内視鏡専門医は1万8520人に上る。

サブスペの認定基準に関しては4月の理事会で決定。具体的には、「国民の目から見て分かりやすく有用」であり、「全国の平均的な都市の中核病院で定着している診療科・診療部門」を想定して抑制的に認定するなどとしていた。また、申請手続きに関しては、関連する基本領域学会やサブスペ領域学会の合意を得た上で、当該サブスペ学会からの申請を受け付けるなどとした。その
結果、複数のサブスペの申請が行われたという。

なお、機構は2016年7月に体制が刷新されており、新執行部がサブスペとして認めていたのは21(表)。今回、新執行部になって初めて新たなサブスペを認めたことになる。

機構では来月の理事会で、日本臨床腫瘍学会の「がん薬物療法専門医」もサブスペに認定する予定。

表 新執行部が認定していたサブスペシャルティ専門医

内科領域(13領域)
消化器、 循環器、呼吸器、 神経、血液、腎臓、内分泌代謝、糖尿病、肝臓、アレルギー、感染症、老年病、リウマチ

外科領域(6領域)
消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、乳腺外科、内分泌外科

放射線領域(2領域)
放射線治療、放射線診断

会見で新たなサブスペの認定を明らかにした機構の幹部

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