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健診のあり方で専門委員会が初会合 [厚労省]

No.4779 (2015年11月28日発行) P.9

登録日: 2015-11-28

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健診のあり方を検討する厚生労働省の「健康診査等専門委員会」(委員長=辻一郎東北大院教授)が18日、初会合を開いた。特定健診の検査項目も議論する。
同委員会は厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会の下に設けられた。健診全般のあり方を検討し、健診項目に関するエビデンスを取りまとめることが目的。2017年半ばをメドに『健康増進事業者に対する健康診査の実施等に関する指針』の改訂に向けた報告書を取りまとめる予定だ。
健診項目に関するエビデンスの収集・分析については新たに検討会を設け、特定健診の検査項目を中心に専門的な検討を行う。特定健診の腹囲基準は、その妥当性を巡って繰り返し議論が行われてきた経緯があり、今後の検討の行方が注目される。
18日の会合では、多様な実施主体によって健診が行われている中で、重複している部分を省くなど、健診間の連携を図る必要性を指摘する声が相次いだ。


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