株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

喫煙と疾病の因果関係を明記、たばこ対策の根幹に ─ 「屋内完全禁煙の法制化も強く要請」【「たばこ白書」15年ぶりに改訂】

No.4820 (2016年09月10日発行) P.8

登録日: 2016-10-13

最終更新日: 2016-10-19

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • 1
    • 2
  • next
  • 厚生労働省の「喫煙の健康影響に関する検討会」(祖父江友孝座長)は8月31日、喫煙と疾病リスクの関連性の判定を盛り込んだ報告書をとりまとめた。厚労省は同報告書を今後のたばこ対策の根幹に位置づけ、受動喫煙防止対策などを一層強化する方針。

    報告書は通称「たばこ白書」と呼ばれ、1987年に初めて作成された。今回の報告書は第4版に当たり、15年ぶりの改訂となった。最大の特徴は、科学的根拠に基づく喫煙による疾病リスクの判定が記載された点だ。

    ■電子たばこも「曝露で健康影響の可能性あり」

    健康影響の因果関係の判定は、「レベル1」(因果関係の推定に十分)から「レベル4」(因果関係なし)の4段階。喫煙による喫煙者本人への健康影響については、肺がん、食道がん、胃がん、脳卒中、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、2型糖尿病の発症などを「レベル1」に位置づけた。

    残り764文字あります

    会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する

    • 1
    • 2
  • next
  • 関連記事・論文

    もっと見る

    関連書籍

    関連物件情報

    もっと見る

    page top