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【識者の眼】「薬価上昇の元凶?」宮内倫也

No.5036 (2020年10月31日発行) P.55

宮内倫也 (可知記念病院)

登録日: 2020-09-25

最終更新日: 2020-09-25

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  • 抗精神病薬には、定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬というやや恣意的な分類があります。定型抗精神病薬は使い方次第では今でも十分に戦力となるのですが、使いやすさという点では確かに非定型抗精神病薬に軍配が上がるでしょう。

    抗精神病薬で2020年9月現在最も新しいものがラツーダ(一般名:ルラシドン塩酸塩)です。添付文書の通常用量である40mg錠の薬価は約330円。これは例外的に安価であり、2016年発売のシクレスト(一般名:アセナピンマレイン酸塩)や2018年発売のレキサルティ(一般名:ブレクスピプラゾール)を見ると、新規の非定型抗精神病薬の薬価は通常用量で大体500円程度。これはジプレキサ(一般名:オランザピン)という抗精神病薬の登場が絡んでいるのです…。

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