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血液がんの分類別症例数-最も多い疾患は?【PickUp 医療データ】(158)

No.4975 (2019年08月31日発行) P.7

登録日: 2019-09-01

最終更新日: 2019-08-28

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編集部が選ぶ今週の数字

国立がん研究センターはこのほど、2017年にがん診療連携拠点病院など809施設で血液がんと診断され初回治療を開始した5万1936例について、世界保健機関(WHO)の「血液腫瘍分類2017」に基づく詳細な分類別の症例数を公表した。13分類の中で最も多かったのは、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫などを含む成熟B細胞腫瘍(2万2652例)で、全体の4割強を占めた。年代別にみると、20歳未満では前駆型リンパ球系腫瘍が最も多かった。30代以上では成熟B細胞腫瘍の割合が大きく、特に50~70代では約半数を占めていた。70代以上では骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍・骨髄異形成症候群が大きく増加する傾向がみられた。

血液がんのうち

強は成熟B細胞腫瘍

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