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【特集】最新論文で学ぶ 腸内細菌叢の臨床活用

人間の体内には数百兆の細菌が常在しており、うち90%以上が消化管に生息、腸内細菌叢と呼ばれる。腸内細菌叢は近年「腸内フローラ」として一般にも広く知られるようになり、その組成バランスを長期間保つことが健康維持につながるとして、注目を集めている。腸内細菌叢の解析に次世代シークエンサーが導入されたことにより、従来の保健機能に加え、一種の代謝性臓器としての役割も認識され、宿主のエネルギー・糖・脂質代謝との密接な関連性や脳・神経系の活動にも影響を及ぼすことが明らかになっている。本欄では、さまざまな疾患のバイオマーカーとしての利用や腸内細菌を標的とした治療法の開発など腸内細菌叢を巡る臨床活用の最新情報を6回連載でお届けする

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第1回 腸内細菌叢の臨床活用に向けて

大野博司 (理化学研究所生命医科学研究センター副センター長/粘膜システム研究チームチームリーダー)
2025.02.04

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第2回 関節リウマチへの臨床活用

前田悠一 (Department of Internal Medicine 3 – Rheumatology and Immunology, Friedrich-Alexander-University Erlangen-Nürnberg(FAU)/大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学助教)
2025.03.10


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第3回 2型糖尿病への臨床活用

入江潤一郎 (関西医科大学内科学第二講座糖尿病科 診療教授)
2025.04.15

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第4回 多発性硬化症への臨床活用

竹脇大貴 (国立精神・神経医療研究センター神経研究所免疫研究部)
山村 隆 (国立精神・神経医療研究センター神経研究所特任研究部長)

2025.05.17

第5回 原発性硬化性胆管炎/炎症性腸疾患への臨床活用

中本伸宏 (慶應義塾大学医学部消化器内科准教授)
金井隆典 (慶應義塾大学医学部消化器内科教授)
2025.06.11

第6回 うつ病や自閉スペクトラム症への臨床活用

功刀 浩 (帝京大学医学部精神神経科学講座主任教授)
NEW! 2025.07.07













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