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jmedmook23 あなたも名医!ここを押さえる!パーキンソン病診療 34のギモンに答える

パーキンソン病診療で押さえておきたい最新情報が満載!

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編集: 服部 信孝(順天堂大学医学部脳神経内科教授)
判型: B5判
頁数: 192頁
装丁: カラー
発行日: 2012年12月25日
ISBN: 978-4-7849-6423-9
付録: -
€治療薬の種類が増えたパーキンソン病の診療に際しては最新の知識や経験が必要不可欠です!本書ではドパミンアゴニストなどこの3年間で上市された新薬の使い方や、各種補助薬についての匙加減を解説。薬剤一覧表も掲載。
機能的外科手術や、iPS細胞が最も神経系で効果を発揮する細胞移植療法についても解説!
自律神経症状、睡眠障害、精神症状、認知機能障害などの非運動症状は、QOLに大きく影響する因子とされています。本号ではこの非運動症状についても重点を置きました。
パーキンソン病では何より、診療する医師が明るく、患者さんが前向きになれるようなスマイルを投げかけて元気を与えることが大変重要です。患者さんへの対応に役立つ内容をコラムに取り上げました。
シリーズ: jmedmook

目次

第1章 パーキンソン病の基本─診断・治療の前に押さえておきたい基礎知識
Q01パーキンソン病ってどんな病気?
Q02パーキンソン病の原因は?
Q03パーキンソン病の疫学は?その頻度と生命予後は?
Q04パーキンソン病の発症に環境因子の関与はあるのか?
Q05パーキンソン病の発症に遺伝子の関与はあるのか?
Q06パーキンソン病の予後は?
第2章 パーキンソン病の症状と診断─症状を知ってしっかり診断に結びつける!
Q07パーキンソン病の神経病理所見は?
Q08パーキンソン病って運動障害だけなの?
Q09パーキンソン病の発症以前にみられる早期臨床症状のサインは?
Q10パーキンソン病のすくみ足ってどんな症状なの?
Q11パーキンソン病の画像診断の有効性は?
第3章 パーキンソン病の内科的治療─治療薬の使い方とそのコツ
Q12パーキンソン病治療におけるレボドパの位置づけは?
Q13パーキンソン病治療におけるドパミンアゴニストの位置づけは?
Q14パーキンソン病におけるアマンタジンの治療応用は?
Q15パーキンソン病治療における抗コリン薬の位置づけは?
Q16パーキンソン病治療におけるMAO-B阻害薬の位置づけは?
Q17パーキンソン病治療におけるCOMT阻害薬の位置づけは?
Q18レボドパ薬効時間の短縮(ウェアリング・オフ現象)への対処法は?
Q19パーキンソン病におけるジスキネジアへの対応は?
第4章 パーキンソン病の外科治療・遺伝子治療・細胞移植治療・リハビリテーション
Q20パーキンソン病の機能的外科手術の適応は?
Q21機能的外科手術による治療ターゲットの違いはあるの?
Q22パーキンソン病における遺伝子治療の可能性は?
Q23パーキンソン病における細胞移植治療の可能性は?
Q24パーキンソン病のリハビリテーションの有効性は?
第5章 パーキンソン病とその他の症状や疾患─その考え方と対応
Q25パーキンソン病における認知症とは?その病態と治療は?
Q26パーキンソン病におけるうつの問題とは?その病態と治療は?
Q27パーキンソン病における自律神経症状とは?その特徴と検査法は?
Q28パーキンソン病における薬物誘発性精神症状の対応は?
Q29パーキンソン病における睡眠障害への対応は?
Q30パーキンソン病におけるドパミン調節異常症候群とは?その病態と治療は?
Q31パーキンソン病と嗅覚障害の関係は?
Q32パーキンソン病と蛋白分解系の関係は?
第6章 パーキンソン病の患者さんが望んでいること,困っていることをサポートするために
Q33患者さんは医師に何を望んでいるのか?
Q34パーキンソン病における公的制度には何があるの?
パーキンソン病診療役立ちコラム
1 パーキンソン病の情報とその活用
2 薬の飲み方や飲み忘れについて
3 プラセボ効果について
4 非運動症状─排尿障害について
5 在宅医療って必要なの?
パーキンソン病治療薬一覧

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序文

巻頭言€
我々神経内科医は,「脳」を診る「内科」という大きなくくりの中で,それぞれが1つないし2つの中心となる専門領域を持って研究や診療に携わっていることが多いと思います。そして,我々が日常診療で診る病気はパーキンソン病であったりアルツハイマー病であったりしますが,患者さんがそれと知って神経内科を訪れるのではありません。自分が悩んでいるこの不快な症状はいったいなぜ起きているのか,どんな病気のせいなのかを知りたくて,またその病気の治療を望んで来られるため,我々は常に正しい鑑別診断とそれに基づく治療を行うことが求められます。€
「正しい鑑別診断と治療を行う」ために,どの科を専門とする医師にも共通することですが,専門領域について最新の,そして深い知識を習得することは当然であり,さらに専門外の領域についても「知らなかった」ではすまされません。€
そこで,専門外であってもパーキンソン病を理解したい医師のために, 2009年10月号のjmedmookで本疾患が取り上げられましたが,大変好評を頂き,3年目となる本号で再度取り上げることとなりました。今回は新規項目も盛り込み,新たな専門医に執筆者として加わって頂き,より充実した内容になったと思います。
神経科学は日々進歩を遂げ,治療薬1つ取り上げても,この3年間に新薬が数種類上市されています。また,パーキンソン病は治療において最も匙加減の必要な神経疾患で,薬の種類が増えて処方の選択肢が増えた分,匙加減が複雑化したともいえ,診療に際しては最新の知識や経験が不可欠といえます。
さらに機能的外科手術は,neuromodulationとしての位置づけになり,進行期だけでなく,より早期からの導入も視野に入ってきた感があります。
運動症状は今なお,パーキンソン病治療のコアであることは間違いありませんが,自律神経症状,睡眠障害,精神症状,認知機能障害などの非運動症状は,QOLに大きく影響する因子とされています。本号ではこの非運動症状についても重点を置きました。
また 2012年,山中伸弥博士のノーベル生理学・医学賞受賞により一躍話題となった induced pluripotent stem cells(iPS細胞)が最も神経系で効果を発揮する細胞移植療法についても詳細に解説して頂きました。
コラムについては前回同様,患者さんにも役立つ内容を取り上げました。そして,パーキンソン病では何より,診療する医師が明るく,患者さんが前向きになれるようなスマイルを投げかけて元気を与えることが大変重要です。
本書が少しでも読者の診療の手助けになればと切に願っています。

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