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内分泌診療は、奥が深く、楽しい(小野昌美)[プラタナス]

No.5180 (2023年08月05日発行) P.6

小野昌美 (東京クリニック内分泌代謝内科間脳下垂体疾患部門部長)

登録日: 2023-08-05

最終更新日: 2023-08-04

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  • 私は内分泌診療に携わるにつれ、その奥の深さの虜となり、内分泌学を専攻して心底良かったと思う毎日です。

    プロラクチノーマは生殖年齢の女性に好発し、深刻な不妊をきたす疾患です。私どもは、ドパミン作動薬不耐容性、抵抗性を含む「全」患者の高プロラクチン(PRL)血症を正常化し性腺機能を回復すること、同時に腫瘍縮小・消失をめざして、長時間作動性ドパミン作動薬のカベルゴリン応答性に基づいた個別症例化治療を行ってきました。以下に、心に残る2例のプロラクチノーマを提示します。

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