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jmed 67 医師にとっての「地域包括ケア」疑問・トラブル解決Q&A60

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巻頭言

第1章 地域包括ケアを知る

1:なぜ地域包括ケアなのか ─2040年問題とは85歳以上問題  長尾和宏

2:地域包括ケアとは何か  新田國夫

3:地域包括ケアシステムがめざすもの  太田秀樹

4:かかりつけ医と地域包括ケア  江澤和彦

第2章 地域包括ケアシステムに関する60のQuestions

A 認知症の人と地域包括ケア  大澤 誠

Q1:家族から「入院させたい」「施設に入れたい」と言われたときどうするか?
Q2:認知症の人の急性疾患への対応をどうするか?
Q3:外来に来たがらない認知症の人をどうするか?
Q4:認知症の人の社会参加の場ってあるの?

B 非がん疾患と地域包括ケア  白髭 豊

Q5:非がん疾患の意思決定支援はどうすべき?
Q6:誤嚥しない、させないケアとは?
Q7:医師ができるポリファーマシー対策って?
Q8:「老衰」と死亡診断するのに迷う?

C 小児の地域包括ケア  前田浩利

Q9:小児の地域包括ケアの対象となるのはどのような子どもですか?
Q10:小児の地域包括ケアに関わる地域の専門職はどのようなメンバーですか?
Q11:小児の地域包括ケアが成人と異なるのはどのような点ですか?
Q12:教育との連携はどのようなものですか?

D 神経難病と地域包括ケア  荻野美恵子

Q13:神経難病!苦手と思うのはなぜ?
Q14:必ず遭遇する〈結構多い〉神経難病は?
Q15:「生きるか逝くか」重い意思決定に気が重い?
Q16:神経難病、地域で支えるってどういうこと?

E 独居高齢者の地域包括ケア  小笠原文雄

Q17:独居で死ぬと孤独死なの?
Q18:独居でも安心なTHP地域包括システムって何?
Q19:ICTを使うと独居でも安心なの?
Q20:独居でのACPはどうするの?

F 病院、地域連携室と地域包括ケア  宇都宮宏子

Q21:地域連携室ってどんなことをしているの?
Q22:入院した患者をスムーズに在宅へ移行するにはどうすればよい?
Q23:医師がケア移行期(療養環境が変わるとき)に提供すべき情報は?
Q24:かかりつけ医機能として“在宅療養”の安定をめざすには?

G プライマリ・ケア医と地域包括ケア  草場鉄周

Q25:「地域包括ケア」でのプライマリ・ケア医の役割は?
Q26:個別ケアに関する地域包括ケア会議って何?─ どのようなケースを提案すればよいの?
Q27:地域課題に関する地域包括ケア会議って何?─ 解決すべき地域の課題とは?
Q28:「地域包括ケア」は医療計画や介護保険計画などの医療政策とどう関係するの?

H 薬剤師と地域包括ケア  狭間研至

Q29:在宅医療での薬剤師の仕事は、配達と整理ではないの?
Q30:医師は訪問していないのに、薬剤師が訪問する意味はあるの?
Q31:薬剤師が在宅でバイタルを測るのは違法ではないの?
Q32:薬剤師と連携したい場合、どうすればよい?

I 訪問歯科と地域包括ケア  三木次郎

Q33:訪問歯科診療って何をしているの?何ができるの?
Q34:訪問歯科と多職種の上手な連携の仕方は? ─ 歯科が考えるべきこと、多職種に知ってもらいたいこと
Q35:なんで「摂食・嚥下」って言うんだろう?─ 咀嚼機能のリハビリテーションを忘れない
Q36:終末期に歯科は何ができるの?─ 終末期の口腔管理とは?

J ケアマネと地域包括ケア  濵田和則

Q37:「地域包括支援センター」の役割は何?どこが運営している?
Q38:「認知症初期集中支援チーム」って何?どんな役割がある?
Q39:「お泊りデイサービス」って何?普通のデイサービスとどう違う?
Q40:「介護支援専門員」は誰がどうやってなる?「主任介護支援専門員」との違いは何?

K 行政と地域包括ケア  北原加奈子/眞鍋 馨

Q41:介護保険制度とは?─ 基本的な考え方とサービス利用の流れ、地域包括ケアシステムの進化・推進
Q42:介護保険を取り巻く状況はどうなっている?─ 高齢化や財政面の課題について
Q43:地域包括ケア「見える化」システムとは?
Q44:医療・介護連携はなぜ重要か?─ 連携を図る取り組みのこれまでとこれから

L 多職種連携、街づくりのヒント  紅谷浩之

Q45:在宅における多職種連携って?
Q46:外部の連携先に対する教育って?
Q47:在宅医療があたりまえになる社会って?
Q48:自分らしい人生会議って?

M 各地域での実践例  後藤友子/三浦久幸

Q49:「地域包括ケアシステム」「地域包括支援センター」「地域包括ケア病棟」など…同じような名称が多い中、医師はどこと何をすればよいの?
Q50:地域包括ケア関連会議への招聘が多くて困っている…医師が参加すべき会議の見きわめ方は?
Q51:主治医/副主治医のような、複数の医師が関わる仕組みづくりのヒントとは?
Q52:いろいろな立場の人が使える情報共有のためのICTの仕様とは?

N 地域緩和ケアという視点  蘆野吉和

Q53:地域緩和ケアとは?
Q54:地域緩和ケアと地域包括ケアシステムの接点(関係性)とは?
Q55:地域緩和ケアの普及を妨げるものは何か?
Q56:看取りを念頭に置いた在宅医療の実践に向けて必要なことは何か?

O 推進のためのポイント  鈴木 央

Q57:地域包括ケア推進を「困った」「難しい」で終わらせないために─様々なファシリテーションスキルを使ってアイデアを活性化しよう
Q58:医療・介護のフラットな連携が地域でなかなか育たない…─フラットな関係性を育てる「ワールドカフェ」の導入を
Q59:課題があるのはわかっているけど、なかなかアイデアが湧かない…─1つの課題を掘り下げるファシリテーション・スキル、オープン・スペース・テクノロジーとは?
Q60:多職種研修会・在宅医療推進協議会の進め方─ファシリテーターとしてのリーダーが関わる東京都大田区大森地区の場合

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