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「看取りのプロ」育成する団体を在宅医らが設立

No.4753 (2015年05月30日発行) P.8

登録日: 2015-05-30

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看取りに対応できる人材を育成するため、在宅医療に取り組む医師らが立ち上げた「一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会」が21日、都内で会見を開いた。医療・介護従事者を対象に「認定エンドオブライフ・ケア援助士」の養成講座を7月から始める。
同協会は、めぐみ在宅クリニック(横浜市)の小澤竹俊院長、長尾クリニック(尼崎市)の長尾和宏院長らが4月に設立した。
ワークショップや事例研究など2日間にわたる養成講座を全国6都市程度で開催し、修了者を援助士として認定。養成講座は、魂の苦しみを抱える患者・家族へのケア(スピリチュアル・ケア)に焦点を当てていることが特徴だ。
会見で小澤氏は、「日に日に弱る人にどう関わるか、医療者・介護者はなかなか分からない。具体的に学べる場を作りたい」と説明。長尾氏は「看取りほど、やりがいのある楽しい仕事はない。そういうことに目覚めてほしいという思いから協会を設立した」と述べた。


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