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ヤンセンファーマ:抗HIV薬「シムツーザ配合錠」発売、アドヒアランス向上に期待

登録日: 2019-08-08

最終更新日: 2019-08-08

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ヤンセンファーマは7月26日、成人および小児(12歳以上かつ体重40kg以上)を対象とした抗HIV薬「シムツーザ配合錠」の販売を開始した。

シムツーザは、ダルナビル、コビシスタット、エムトリシタビン、テノホビル アラフェナミドの4成分を固定用量で配合したフィルムコーティング錠。

日本の抗HIV治療ガイドラインで推奨されているレジメンの有効成分を1日1回1錠で内服できるのが特徴で、キードラッグであるプロテアーゼ阻害剤を国内で初めて配合した製剤とされている。2つの海外第Ⅲ相試験でシムツーザのウイルス学的効果が示されたことに 基づき、今年6月に承認された。薬価は1錠4751円。

ヤンセン免疫・感染症事業本部の濱田いずみ本部長は「HIV感染症は生涯にわたる治療が必要。シムツーザによって治療が簡素化され、服薬の負担を軽減し、服薬アドヒアランスが改善されることを期待している」とコメントしている。

「シムツーザ配合錠」の効能・効果/用法・用量
【効能・効果】HIV-1感染症 【用法・用量】成人および12歳以上かつ体重40kg以上の小児に1回1錠を1日1回食事中または食直後に経口投与

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