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濾胞性リンパ腫[私の治療]

No.4967 (2019年07月06日発行) P.44

伊豆津宏二 (国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科科長)

登録日: 2019-07-07

最終更新日: 2019-07-03

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  • 濾胞性リンパ腫(follicular lymphoma:FL)は,緩徐に進行するインドレント(低悪性度)B細胞リンパ腫の代表的疾患で,悪性リンパ腫の約20%を占める。リンパ節腫大を呈することが多く,80%以上の患者は進行期(ステージⅢ以上)で診断される。一部の患者は再発時にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫に組織学的形質転換をきたす。

    ▶診断のポイント

    リンパ節などの病変の病理組織診断が必須である。典型的には腫瘍細胞は濾胞構造をとり,免疫組織化学でCD20陽性,CD10陽性,BCL2陽性で,fluorescence in situ hybridizationでBCL2-IGH陽性である。病期診断のためPET-CT,骨髄検査(生検),上部消化管内視鏡を行う。予後予測モデルとしてFollicular Lymphoma International Prognostic Index(FLIPI)が用いられる。

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