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乳癌治療薬パルボシクリブなど近く承認へ【新薬情報】

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  • ■「アブラキサン」、胃癌に対する週1回投与が可能に

    「アブラキサン点滴静注」(パクリタキセル、大鵬薬品工業)には、胃癌に対する新用量の追加が了承された。従来の3週間に1回投与する用法・用量に加え、1週間に1回投与も可能になる。同じパクリタキセルを有効成分とし、週1回投与が可能な「タキソール」などに合わせた形となる。

    ■「レミケード」に2剤目のバイオシミラー

    日医工のインフリキシマブBS点滴静注用『日医工』、ヤクハン製薬のインフリキシマブBS点滴静注用『あゆみ』は、田辺三菱製薬の「レミケード点滴静注用」のバイオ後続品(バイオシミラー)。レミケードのバイオシミラーは日本化薬に続き2剤目。臨床上の位置づけはレミケードと同様で、TNFαの増加が認められる関節リウマチ、乾癬、クローン病、潰瘍性大腸炎において既存治療で効果不十分な患者に使用する。

    なお、レミケードの効能・効果のうち「ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎」「強直性脊椎炎」「腸管型ベーチェット病、神経型ベーチェット病」「血管型ベーチェット病」「川崎病の急性期」は、今回の承認申請では 取得されていない。乾癬における「効果不十分な場合の投与量増量や投与間隔短縮」、クローン病における「効果減弱の場合の投与間隔短縮」の用法・用量も取得されていない。

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