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カンピロバクター腸炎[〈琉球大学発〉時間経過でみる感染症(10)]

No.5213 (2024年03月23日発行) P.9

監修: 山本和子 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科教授)

編集: 仲村秀太 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科)

執筆: 伊良波 淳 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科)

登録日: 2024-03-24

最終更新日: 2024-03-21

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【背景】

カンピロバクター属菌(Campylobacter spp.)は家畜(鶏,牛,豚など)の腸管に高率に生息し,汚染された食肉,生乳を介してヒトに経口感染する人獣共通感染症である。犬や猫などを介しての感染も報告され,プロトンポンプ阻害薬(PPI)の使用が発症リスクを高める可能性がある1)。原因菌の90%以上はC. jejuniが占め,細菌性食中毒の中で最も高率である。感染症法では5類感染症に分類され,定点把握疾患である。近年17年間の平均は,事件数約300件,患者数約2000人である。

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