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嗅覚障害(大久保公裕)[プラタナス]

No.5160 (2023年03月18日発行) P.3

大久保公裕 (日本医科大学大学院医学研究科頭頸部感覚器科学分野教授)

登録日: 2023-03-18

最終更新日: 2023-03-17

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  • 今から15年以上前の話で、鼻腔ファイバースコープでの鼻粘膜の確認が徐々に当たり前になった頃と記憶しています。患者さんは2歳頃からアトピー性皮膚炎と言われ、4歳の時から喘息になり、5歳からアレルギー性鼻炎と診断されていました。小児期より鼻閉の症状は強かったのですが、14歳頃から徐々に増強し開業の先生のところで局所ステロイドの投与を受け、それでも鼻閉が改善せず嗅覚障害も出現したため、15歳で当院に紹介受診されました。

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