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【人】大髙祐一 さん「 救急搬送困難事例をなくし地域医療に貢献したい 」

No.4813 (2016年07月23日発行) P.16

大髙祐一 (大高病院院長)

登録日: 2016-08-08

最終更新日: 2017-01-23

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  • 大髙祐一 さん( Otaka Yuichi)

    大高病院院長

    1971年東京都生まれ。98年東邦大卒。都立墨東病院神経科勤務、東京医大病院救急医学医局長などを経て、2013年大高病院開設。日本救急医学会救急科専門医、日本精神神経学会専門医、精神保健指定医

    「 救急搬送困難事例をなくし地域医療に貢献したい 」

    東京都足立区の住宅街に、2013年、救急専門の大高病院(22床)を新たに開設した。「東京都の救急医療システムは評価が高く、病院はたくさんありますが、それでも救急搬送先や救急処置後の転送先が見つからない事例が少なくありません。搬送困難事例の問題を解決するのであれば、新しい病院を開設する意義があると考えました」

    診療の3本柱として、①地域住民に対するアージェントケア、②搬送困難になりやすいケースも24時間365日受け入れる2次救急医療、③救命救急センターである程度状態が安定した患者のバックベッド─の役割を掲げる。アージェントケアは米国の概念で、大病院へ行くほど重症ではない患者に夜間・休日も対応する初期診療のことだ。平日15~20時、土日祝日は13~18時、内科、外科、小児科、皮膚科領域の疾患や、軽症から中等度のけがまで幅広く外来診療を行う。

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