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順天堂大脳神経内科ではこうしている 最新 パーキンソン病診療

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序  服部信孝

執筆者一覧

1章 原因・疫学・歴史

1.1 パーキンソン病の原因
1.2 パーキンソン病の疫学
1.3 パーキンソン病の病態・治療の歴史
1.4 パーキンソン病の病理の特徴

2章 大脳基底核の生理

2.1 大脳基底核の基本的役割
2.2 パーキンソン病の病態生理学

3章 初診患者の診かた(早期・進行期・未発症)

3.1 患者と家族に対するパーキンソン病への向き合い方に関する説明
3.2 発症早期パーキンソン病(prodromal期も含む)の初診患者の診かた (治療開始の基準など)
3.3 進行期パーキンソン病患者の初診時のアプローチ(DAT外来)

4章 検 査

4.1    画像検査(MRI,MIBG心筋シンチグラフィ,DAT-SPECT)の評価
4.2    生理学的検査・機能的MRI検査の評価
4.3.1 メタボロミクス
4.3.2 α-シヌクレイノパチーのRT-QuIC(髄液)
4.3.3 診断バイオマーカーの今後の展望
4.4.1 遺伝性パーキンソン病について
4.4.2 遺伝性パーキンソン病の診断の重要性
4.4.3 遺伝性パーキンソン病の研究からめざす治療法開発
4.4.4 遺伝性パーキンソン病モデルの有効性(マウス)
4.4.5 遺伝性パーキンソン病モデルの有効性(ショウジョウバエ,酵母,線虫)
4.4.6 遺伝性パーキンソン病に特化した薬剤開発

5章 鑑別診断

5.1 パーキンソニズムの鑑別方法
5.2 バイオマーカーを用いたパーキンソニズムの鑑別
5.3 症候性パーキンソニズム(脳血管性,正常圧水頭症,薬剤性など)の注意点

6章 運動症状の治療―薬物治療選択

6.1 レボドパ治療のエッセンス
6.2 ドパミンアゴニスト
6.3 MAO-B阻害薬
6.4 非ドパミン系薬剤(抗コリン薬,ゾニサミド/アマンタジン,ドロキシドパ,イストラデフィリン)
6.5 現在,開発が進んでいる薬剤
6.6 疾患修飾治療
6.7 姿勢異常と脊椎疾患の治療

7章 進行期パーキンソン病・運動合併症の治療 ―薬物治療,脳深部刺激療法(DBS),L-dopa持続経腸療法(LCIG)

7.1 運動合併症における薬物治療のエッセンス
7.2 脳深部刺激療法(DBS)の適応評価,メリット・デメリットについて
7.3 L-dopa持続経腸療法(LCIG)の適応評価
7.4 現在,開発中の治療について(adaptive DBSやiPS細胞治療)
7.5 パーキンソン病の精神症状の対処療法と精神科領域の脳深部刺激療法(DBS) の可能性

8章 非運動症状の対処

8.1 消化器症状と膀胱直腸障害
8.2 睡眠障害(不眠,過眠,レム睡眠行動異常症)
8.3 感覚障害
8.4 認知機能障害と精神症状〔衝動制御障害(ICD),ドパミン調節異常症候群(DDS) も含む〕
8.5 アルツハイマー病とパーキンソン病の関係―コリンエステラーゼ阻害薬と 運動療法
8.6 嚥下機能障害や流涎,体重減少など
8.7 循環系・呼吸器系症状

9章 リハビリテーションや非薬物療法

9.1 リハビリテーションや運動の重要性
9.2 日常生活でできる体操

10章 その他

10.1 オンライン診療・テレメディスンについて―COVID-19の流行を契機に 普及・拡大が急務
10.2 パーキンソン病診療におけるウェアラブルデバイスやIT技術の活用法
10.3 在宅医療や自宅での生活における指導ポイント(ホームアダプテーション)

11章 Case Conference

11.1 clinico-pathological conference(CPC)

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