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麻酔への知的アプローチ スタートライン

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● 序

1章 麻酔の歴史

1 華岡青洲、Morton、Simpsonたちの業績
2 静脈麻酔薬

2章 麻酔科学はなぜ大切?

麻酔と麻酔科医の役割

3章 周術期管理はなぜ重要?

1 周術期管理とは?
2 多職種における術前外来では何をする?
3 麻酔科医からみた疾患とその重症度の評価ポイント
4 併存疾患:糖尿病
5 併存疾患:高血圧
6 併存疾患:肺疾患
7 麻酔開始から術後回復までの流れを理解しよう
8 アレルギーの評価
9 術前服用薬のチェックと対応
10 喫煙の害と禁煙対策

4章 気道評価

気道評価と困難気道の予測

5章 麻酔のホメオスターシスへの影響

1 ホメオスターシスと麻酔の調節系への影響
2 麻酔の循環系への影響
3 麻酔の呼吸への影響
4 麻酔の体温調節への影響
5 術中の体温異常─低体温の害と悪性高熱症

6章 モニタリングはなぜ重要?

1 モニタリングの重要性と「安全な麻酔のためのモニター指針」
2 血圧から得られる情報
3 モニタリング─モニター心電図の重要性
4 モニタリング─パルスオキシメータ
5 モニタリング─カプノグラフィ
6 モニタリング─体温
7 モニタリング─脳波モニター(BISモニターなど)
8 モニタリング─筋弛緩モニター

7章 酸素─酸素の有用性と有害作用

1 酸素の重要性と危険性
2 麻酔中の酸素濃度管理
3 術後における酸素投与

8章 二酸化炭素─単なる排泄物ではない

1 二酸化炭素産生とその役割
2 二酸化炭素の医療における応用

9章 ブドウ糖─ブドウ糖は重要なエネルギー源

低血糖と高血糖のリスク

10章 水分管理─体の大部分は水

1 水の必要性と機能
2 周術期の水分管理

11章 血液─輸血管理

1 血液の役割と手術
2 手術時の出血に対する対応─輸血準備と大量輸血プロトコール
3 赤血球輸血
4 新鮮凍結血漿
5 血小板濃厚液

12章 気道管理におけるリスク

1 誤嚥
2 困難気道

13章 気道確保法

1 声門上器具
2 気管挿管の基本
3 気管挿管の方法

14章 麻酔の流れ

1 全身麻酔の流れ─麻酔導入
2 全身麻酔の導入と、用いられる静脈麻酔薬
3 麻酔維持
4 麻酔維持に用いられる薬物
5 全身麻酔からの覚醒

15章 局所麻酔

1 局所麻酔薬と局所麻酔
2 局所麻酔薬中毒とその治療
3 利点と欠点を知って使いこなす
4 脊髄くも膜下麻酔の実際
5 硬膜外麻酔
6 区域麻酔:神経ブロック、神経叢ブロック

16章 術中管理

1 呼吸管理
2 循環管理

17章 術後管理

1 手術室から麻酔後回復室、集中治療室へ
2 術後回復室で起こる早期合併症
3 麻酔後回復室からの退室
4 術後鎮痛法

18章 各科の麻酔

1 一般外科・腹部手術の麻酔
2 脳神経外科手術の麻酔:総論
3 脳神経外科手術の麻酔:各論
4 呼吸器外科手術の麻酔
5 産科麻酔:総論
6 産科麻酔:帝王切開、無痛分娩
7 心臓血管外科手術の麻酔:総論
8 心臓血管外科手術の麻酔:先天性心疾患
9 心臓血管外科手術の麻酔:人工心肺と血液凝固管理
10 小児麻酔:総論
11 小児麻酔:新生児の手術
12 小児麻酔:小児麻酔の実際
13 整形外科手術の麻酔
14 泌尿器科手術の麻酔
15 耳鼻咽喉科手術の麻酔
16 眼科手術の麻酔
17 緊急手術の麻酔道

19章 周術期合併症

1 低酸素血症
2 高二酸化炭素症、気道内圧異常
3 低血圧
4 心筋虚血
5 神経系合併症
6 術後悪心・嘔吐
● 文献一覧
● 巻末付録
● SideMemo 一覧
・異型コリンエステラーゼ血症
・体温
・全身麻酔法の変遷
・最小肺胞濃度(MAC)の意義
・コカイン
・鎮静と全身麻酔
・分布容積
・鎮静と鎮痛
・一酸化窒素
・血圧
・悪性高熱症の発見
・mECTにおけるスキサメトニウムの使用
・筋弛緩薬の副作用
・青柳卓雄:パルスオキシメータの父
・無痛分娩とJohn Snow
・肺動脈カテーテル
・小児における最近の上気道炎の既往
・処方箋で用いられるラテン語
・マウスは嘔吐しない
・Reinhold Messnerのエベレスト無酸素登頂
・生物の発生と大気の変化
・睡眠時無呼吸症候群の周術期管理
・ASA Closed Claims Projectと麻酔関連偶発症例調査

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