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「ミカルディス」後発品など13成分初収載【薬価収載】

登録日: 2017-06-16

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厚生労働省は6月16日、後発医薬品438品目を薬価基準に収載した。後発品が初めて収載されたのは13成分252品目。降圧薬「ミカルディス」(一般名:テルミサルタン)には22社70品目、統合失調症治療薬「エビリファイ」(アリピプラゾール)には13社109品目が参入した。 原薬、添加物、製造方法などが先発品と全く同じ後発品(オーソライズドジェネリック)は、持田製薬販売のジエノゲストと、第一三共エスファのオルメサルタン、テルミサルタン、テルミサルタン・アムロジピン、テルミサルタン・ヒドロクロロチアジド、ロスバスタチンの計6成分15品目。

後発品薬価は原則、先発品薬価の5掛けとなるが、組成、剤形区分、規格が同一の銘柄が11以上収載される場合は4掛けで算定。先発品が新薬創出等加算の対象である場合は加算分を差し引いた上で5掛けまたは4掛けとなるため、先発品と比べて大幅に安くなる品目がある。「エビリファイ6mg錠」の後発品薬価(54.00円)は先発品薬価(156.70円)の約34%に、B型肝炎治療薬「バラクルード錠0.5mg」(エンテカビル水和物)の後発品薬価(363.10円)も先発品薬価(1061.80円)の約34%となった。

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