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ソバルディ31.7％引下げ - 薬価基準改定が告示
厚生労働省は4日、4月1日から適用される2016年度薬価基準改定を告示した。改定率は薬剤費ベースで5.57％、医療費ベースで1.22％の引下げ。それに加えて通常の市場拡大再算定でも薬剤費ベースで0.9％、医療費ベースで0.19％引き下げられる。
2016年度薬価制度改革で市場拡大再算定ルールに新設される「特例拡大再算定」の対象となったのは、「ソバルディ錠」「ハーボニー配合錠」「プラビックス錠」「アバスチン点滴静注用」の4成分6品目。ソバルディ、ハーボニーは31.7％の大幅引下げとなった。市場拡大再算定の対象は20成分44品目。
同じく今回から導入される基礎的医薬品の薬価維持は134成分439品目が対象となった。
新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象は416成分823品目。後発品にない先発品全体に占める加算対象品目の割合は約37％だった。後発品への置き換えが進まない先発品の特例引下げは439成分1057品目が対象となった。