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ファイザー:原田社長、企業目的達成へ「4つの行動規範を共有」[新薬開発・販売 FRONTLINE]

No.4990 (2019年12月14日発行) P.15

登録日: 2019-12-12

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ファイザー日本法人社長で医師の原田明久氏(写真)は11月29日に開いた記者懇談会で挨拶し、米国ファイザー社のアルバート・ブーラCEOが掲げる新しい企業目的「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす」の実現にあらためて意欲を示した。

原田社長は、この企業目的を達成するために、全世界のファイザー社員とともに日本法人も「Courage」「Excellence」「Equity」「Joy」の4つの行動規範を共有する必要があると強調。「幸い開発パイプラインも今までにないくらい充実している。十分な治療が受けられない領域、治療手段がない領域に薬を出し、社会に貢献していきたい」と述べた。

ファイザー日本法人は、原田社長の下、「在宅勤務制度の拡大と取得推進」「フレックスタイム制におけるコアタイムの廃止」などの社内改革を推進中。

禁煙活動にも積極的に取り組み、原田社長は今年3月の記者会見で「11月までに3.5%の社内喫煙率をゼロにする」という目標を掲げていた。記者懇談会での挨拶で原田社長は、喫煙者はさらに減ったものの直近の喫煙率は「1.6%」とし、喫煙者ゼロに向けて継続的に禁煙活動に取り組む考えを示した。

ファイザーが開発中の内科系疾患領域の新薬(いずれもフェーズ3段階)
タネズマブ(変形性関節症、慢性腰痛症、がん性疼痛)、フェソテロジン(適応追加:小児神経因性排尿筋過活動)、デクスメデトミジン(適応追加:小児における非挿管での非侵襲的な処置および検査時の鎮静)

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