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アストラゼネカ:新型吸入器採用したCOPD治療薬2製品の承認を同時取得[新薬開発・販売 FRONTLINE]

登録日: 2019-08-08

最終更新日: 2019-08-13

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アストラゼネカは7月18日、6月に同時に製造販売承認を取得した2つの慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「ビベスピエアロスフィア」と「ビレーズトリエアロスフィア」についてメディア向けのセミナーを開いた。

ビベスピは、長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬(LAMA)のグリコピロニウム臭化物と長時間作用性β2刺激薬(LABA)のホルモテロールフマル酸塩水和物の2成分を定量配合した吸入剤。ビレーズトリは、抗炎症作用を持つ吸入ステロイド薬(ICS)のブデソニド、LAMAのグリコピロニウム臭化物、LABAのホルモテロールフマル酸塩水和物の3成分を定量配合した吸入剤。いずれも吸入デバイスに、「エアロスフィア・デリバリー・テクノロジー」という次世代の薬剤送達技術を搭載した加圧噴霧式定量吸入器(pMDI)を採用している。

18日のセミナーでアストラゼネカ呼吸器・炎症・自己免疫領域本部のコリン・ライスナー本部長は、エアロスフィアの特徴として①薬剤を均等に接着させる多孔性粒子、②肺の中枢から末梢まで効果的な薬物送達、③一貫性のある投与量─を挙げ、この技術により、吸気力が低下している患者でも少ない負荷で吸入でき、薬剤を速やかに、かつ常に一定に肺に行き届かせることができるとした。

ライスナー氏は「COPDは、日本の総患者数530万人と推定されており、世界中で2020年までに死因の第3位になることが予想されている」として、COPD治療の重要性を訴えた。

「ビベスピエアロスフィア」「ビレーズトリエアロスフィア」の効能・効果/用法・用量
【効能・効果】ビベスピ:COPDの気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解/ビレーズトリ:COPDの諸症状の緩解 【用法・用量】いずれも1回2吸入を1日2回吸入投与

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