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武田薬品工業:患者中心プログラムを本格稼働、従来の開発のあり方見直し[新薬開発・販売 FRONTLINE]

No.4968 (2019年07月13日発行) P.15

登録日: 2019-07-11

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従来の医薬品開発は企業・医療関係者・規制当局中心に行われ、患者の声が十分活かされてこなかったとの反省に立ち、武田薬品工業は6月28日、患者のアンメットニーズに対応するための取り組み「ペイシェント・ファースト・プログラム」(PFP)を立ち上げたと発表した。

武田薬品はこれまでも、炎症性腸疾患(IBD)をテーマにペイシェント・アドバイザリーボードを開催するなどPFPの取り組みを進めてきたが、今回の発表はそれを本格稼働させるもの。

同日のメディア向けセミナーで武田薬品ジャパンメディカルオフィスヘッドのジュベル・フェルナンデス氏(写真)は「PFPは患者アドボカシーではない。症状の認識、受診、診断・治療と患者さんがたどる道のり(ペイシェントジャーニー)を理解し、一連のステークホルダー間の連携・調整によって患者さんに包括的なケアを提供し、ケアの成果を最大化するための取り組み」と説明。武田薬品の重点領域のうち「消化器疾患」「精神・神経疾患」「希少疾患」の3領域を中心に活動を進めていくとした。

具体的には、社員用に開発した、IBD患者の生活を疑似体験できるアプリ“In Their Shoes”の社外への展開などを検討しているという。

武田薬品が掲げるPFPの3つの目標
①患者さんのQOLの向上 ②患者さんを取り巻く関係者(医師・薬剤師・看護師などの医療関係者、行政、介護者など)のサポート ③医療資源の適正化

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