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富士フイルム富山化学:国内初の口腔粘膜付着型抗真菌薬「オラビ錠」発売[新薬開発・販売 FRONTLINE]

No.4946 (2019年02月09日発行) P.15

登録日: 2019-02-08

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富士フイルム富山化学は2月4日、口腔咽頭カンジダ症治療薬「オラビ錠口腔用50mg」(一般名:ミコナゾール)の販売を開始した。薬価は1錠1181.70円。

オラビ錠は、国内初となる口腔粘膜付着型の抗真菌薬。「日局 ミコナゾール」の新剤形医薬品で、錠剤を口腔粘膜に付着させることにより、有効成分を口腔内に長時間持続的に放出する。

同剤はフランスのBioAlliance Pharma社(現Onxeo社)が開発。国内では昨年9月にそーせいが製造販売承認を取得し、販売提携先の富士フイルム富山化学が発売準備を進めていた。

口腔咽頭カンジダ症は、主として真菌に属するカンジダ・アルビカンスにより引き起こされる口腔・咽頭内の真菌感染症。悪性腫瘍に対する放射線療法や抗がん剤投与、ステロイドの長期投与などにより免疫機能が低下した患者に多く発症する。症状は舌の疼痛、灼熱感、味覚異常、嚥下困難、白苔形成、紅斑病変、口角炎など。

製造販売元のそーせいの安井忠良社長は「徐放化製剤技術を活かしミコナゾールの効果を最大限に引き出すことで有益な治療法を患者に提供できると確信している」とコメントしている。

 

「オラビ錠」の効能・効果/用法・用量
【効能・効果】カンジダ属による口腔咽頭カンジダ症
【用法・用量】1回1錠を1日1回、上顎歯肉(犬歯窩)に付着して用いる

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