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シーン別 神経診察【第2版】 こんなときに診る・使う

神経診察を日常診療で使える“技”にする!

定価:5,500円
(本体5,000円+税)

改訂中です

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著: 塩尻俊明(総合病院国保旭中央病院 総合診療内科部長)
判型: B5判
頁数: 200頁
装丁: カラー
発行日: 2016年09月15日
ISBN: 978-4-7849-5492-6
版数: 第2版
付録: -
■神経疾患の好評書が待望の改訂。中枢性めまい/末梢性めまいを鑑別するためのMRIより感度の優れた診察方法や,頻度の高い末梢神経障害の診断ポイントを追加したほか,また新章「脳梗塞簡単整理」を設け,脳梗塞の病型診断を詳説しています。
■「どうぞおかけください」の瞬間から神経診察は始まっている!? “一歩目が出ない”、“手が震える”など、First Impressionのキーワードから神経疾患を見破る“技”をこの1冊で伝授!
■診察室でのシーン別に神経徴候をキーワード化。その神経徴候をきたす疾患を頻度と緊急度に応じてリスト化し、その疾患に特異的な問診と神経診察を豊富なイラストと共にまとめました
■常連の患者さんに潜む神経疾患の見破り方も解説。「あまり得意じゃない」という先生にも、「もっとbrush upしたい」という先生にもお勧めです。

目次

第1章 神経診察のABC

第2章 First Impressionのキーワードから神経疾患を見破る
Scene 1 「どうぞおかけ下さい」
1 歩き方がおかしい
2 反応が悪い
3 話し方がおかしい
4 手が震える
Scene 2 「どうされましたか?」
1 頭が痛い
2 痙攣が起きる
3 物忘れがひどい
4 ものが二重に見える
5 眼が見えにくい
6 顔が痺れる
7 めまいがする
8 手足が痺れる
9 むせる・ものが飲みにくい
10 力が入らない・立てない
番外編   「気を失う=頭部CT」 でいいの?

第3章 常連さんに潜む神経疾患を見破る

 第4章 脳梗塞簡単整理

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序文


第1版では,忙しい診療の中で神経疾患の鑑別診断を進める上で役に立つと思われるツールレスな神経診察の仕方と,患者さんを見たときのFirst Impressionをキーワード化する方法を書かせて頂きました。神経診察を,日常診療で使える“技”にすることを目的としました。今回の第2版では,第2章「First Impressionのキーワードから神経疾患を見破る」においては,「めまいがする」「手足が痺れる」の2項目を主に改訂させて頂き,新たに第4章として「脳梗塞簡単整理」を設けました。
「めまいがする」では,最近注目されている,神経診察で中枢性めまいと末梢性めまいを鑑別する感度の良い診察方法をつけ加えました。頭部MRIが必須である脳血管障害診療において,MRIより感度の優れた方法を紹介しています。めまいは頻度の高い主訴でありますが,診療所ではMRIを撮影することは不可能ですし,病院の外来においてもめまい患者さん全例にMRIを施行することは現実的ではありません。今回紹介した診察方法は,MRIに対して統計学的優位性を示しており,比較的簡単にできる診察で,まさに神経診察が“技”として活用できる方法かと思っています。
感覚障害の診断で最も重要な点は,障害される領域の理解だと考えております。「手足が痺れる」では,頻度の高い末梢神経障害の診断のポイントと,稀ではありますが知っておくと役に立つ,いくつかの疾患の感覚障害を図解しました。図を多くしたことで視覚的に理解しやすくなるよう工夫しています。
第4章「脳梗塞簡単整理」では,第1章「神経診察ABC」と簡単な脳解剖をもとに脳梗塞を病型診断し,クイズ形式で追体験して頂く構成です。Common Diseaseである脳梗塞の診断の一助にして頂ければと思っています。
今回の改訂で,最前線で活躍されているプライマリケア医や若手医師の皆さんに少しでもお役に立てることを期待して,本書の序文と致します。

平成28年8月
塩尻俊明

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